こんにちは
管理人のなめたけです
今回はやみの不思議な館を紹介します
評価
- シナリオ: ★★★☆☆
- ボリューム: ★★★☆☆
- キャラクター: ★★★★☆
- Hシーン: ★★★★☆
- ゲーム性: ★★★★★
作品概要
『やみの不思議な館』は、エロゲーとしては珍しいホラーを主体としたアドベンチャーゲームです。近所に住む主人公が、夜中に現れると噂される幽霊屋敷の真相を確かめに森の奥深くへ向かい、そこで一人で住む少女「やみ」と出会うという物語が展開されます。
作品詳細
『やみの不思議な館』は、そのホラー要素とエロのバランスが絶妙な一作です。一人称視点で描かれる本作では、主人公を操作して館に住む少女「やみ」との交流をメインに物語が進みます。館を探索しながらやみの秘密を探り、徐々に彼女の魅力に惹かれていく主人公の姿が描かれます。
プレイ体験
プレイして感じたのは、ホラーゲームとしての完成度の高さです。館の構造が進むにつれて変化し、常に不穏なBGMが流れる中で探索を進める恐怖感は圧巻です。特に、一人称視点での没入感が強く、ゲームプレイ中は終始その雰囲気に呑まれるような感覚が続きます。
エロ要素抜きにしても細かなギミックの作りこみが良く、1つのゲームとして感動した作品だと思います。
シナリオ
物語は全4章に分かれており、各チャプターごとに大きな変化が現れます。序盤の1章2章ではやみとの遊びが中心となり、館の中を探索しながら彼女を見つけ出すという展開です。探索主体の進行で難しい要素は少ないですが、場面転換による恐怖感が常に付きまとい、鳥肌が止まらないほどの不気味な雰囲気が漂います。
3章に入るとやみのもう一つの側面が現れ、恐怖の質が変わります。やみの正体や彼女の素性に迫る物語が展開され、彼女が本当に「人」なのかという疑問が不気味さをさらに加速させます。
キャラクター
やみのキャラクターは、かわいらしさと恐怖を兼ね備えています。ホラー要素に加え、やみの魅力が物語の進行とともに増していくため、ホラーエロゲーとしてのバランスが非常に良いです。エロイベントシーンも用意されており、館の恐怖を乗り越えた後のご褒美として、やみとの親密な関係が進展します。
Hシーン
各チャプターの終わりにはイベントシーンが用意されており、館の探索が進むごとにやみとの関係が深まっていきます。Hシーンは一人称視点と俯瞰のフリーモードが用意されており、自由なカメラアングルで楽しむことが可能です。クリア後にはシミュレーション要素が追加され、やみとの日常を楽しむことができます。
ゲーム性
本作のゲーム性は、探索主体のホラーゲームとして非常に完成度が高いです。館の構造が進むごとに変化し、次に何が起こるかわからない恐怖が常に付きまといます。特殊アクション「覗く」もホラーゲームらしく、安全を確保していても油断できない緊張感が続きます。
クリア後には、やみとのシミュレーション要素が解禁され、純愛要素がたっぷりと詰まった新たな日々が始まります。やみとの会話やお風呂でのいちゃいちゃ、ベッドでの愛情表現など、クリア後だからこそ描かれる日常が楽しめます。
本作のエンディングは3つ用意されており、選択肢によって異なる展開が楽しめます。選択によってはヤンデレ展開にもなり、やみの新たな一面が描かれるので、全てのエンディングを体験する価値があります。
総合評価
実績要素も充実しており、館の謎ややみの秘密に迫る「日記」の回収や、Hシーン・SLGパートでの着せ替え可能な可愛い髪型や衣装がゲットできます。これにより、コンプリート魂が燃え上がること間違いなしです。
『やみの不思議な館』は、ホラー要素とエロ要素がバランスよく詰まった作品です。ホラー特有の不気味な雰囲気作りは完成度が高く、やみのキャラクターも非常に魅力的です。夏にぴったりのホラーエロゲーとして、一度プレイしてみる価値があります。ぜひ、不気味で美しい館の中へ足を運んでみてください。